
ようこそタワテラ1928号室へ!部屋の住人モヨ(@tot_r1928)でーす!
今回は映画『南部の唄』が問題視されている理由とスプラッシュマウンテンの今後について紹介するよ。
映画『南部の唄』の概要と問題視される理由について
スプラッシュマウンテンと「南部の唄」は切っても切り離せない
多様性を認める時代だからこそスプラッシュマウンテンは消える可能性あり
これらの内容がわかるようになっています。
この記事では、ディズニー映画『南部の唄』に含まれる問題のある表現が、ディズニーパークのアトラクションにも影響を与えていることを紹介しています。映画が公開された当時のアメリカ南部の人種差別的な風潮を反映しているため、現在の観点から見ると不適切な表現が多く含まれています。しかし、ディズニーはこの問題に取り組み、より多様な観客層に向けたエンターテイメントを提供することに力を入れています。この記事を読めば、ディズニーパークがどのように問題に取り組んでいるのかを知ることができます。
- スプラッシュマウンテンの原作『南部の唄』には差別的表現が含まれていると言われている
- それが原因でアメリカのディズニーランドとマジックキングダムのスプラッシュマウンテンは閉鎖された
- 日本のスプラッシュマウンテンもいつ閉鎖されるかはわからない
映画『南部の唄』の概要と問題視される理由について

まずは映画『南部の唄』の概要を紹介します。
- 1946年に公開されたディズニー映画
- 実写パートとアニメパートに分かれている
- 映画の内容にレイシストな表現があるとして問題になった
- 観るにはビデオを手に入れるしかない
それぞれもう少し詳しく解説します。
1946年に公開されたディズニー映画
『南部の唄』は、1946年に公開されたディズニー映画です。この映画は、アメリカ南部を舞台にした物語で、黒人のリーマスおじさんが白人のジョニーにおとぎ話『ブレア・ラビットの笑いの国』を語りながら進んでいくストーリー構成となっています。
実写パートとアニメパートに分かれている
映画『南部の唄』は、実写パートとアニメパートに分かれています。実写パートでは、黒人のリーマスおじさんが白人のジョニーに向けて『ブレア・ラビットの笑いの国』を語るシーンが描かれています。
アニメパートはリーマスおじさんが語る内容が描かれています。内容はみなさんがよくご存知のスプラッシュマウンテンで知られるブレアラビットのお話。
この映画は、実写とアニメーションを組み合わせた画期的な作品としても知られています。
映画の内容にレイシスト(人種差別的)な表現があるとして問題になった
映画『南部の唄』には、公開当時からレイシストな表現が含まれているとして、問題視され続けてきました。例えば、黒人のリーマスおじさんが、アメリカ南部で使われる方言で話す表現や黒人をステレオタイプな描写で表現する場面など。
こういった差別的な描写により映画は再公開されることもなく、アメリカではビデオ化などもされていません。
ちなみに日本では過去にビデオ化とレーザーディスク化がされています。
スプラッシュマウンテンの原作を観るにはビデオを手に入れるしかない
スプラッシュマウンテンが好きという人は多いはず。
だからこそ原作である南部の唄も観てみたいですよね。僕自身、ビデオをゲットして観ましたがやっぱりスプラッシュマウンテンと同様に良い作品だと感じました。
南部の唄を観てみたいなって人はゲットする方法をこちらで紹介しているので参考にしてみてくださいね。
スプラッシュマウンテンと「南部の唄」は切っても切り離せない

実は、南部の唄が問題になっていることから東京ディズニーランドのスプラッシュマウンテンも存続の危機と言われています。
理由は、
- アメリカのスプラッシュマウンテンはすでに閉鎖されてしまった
- 日本のディズニーリゾートラインで使われていた『ジッパ・ディー・ドゥー・ダー』が消された
- オリエンタルランドの広報が「ウォルト・ディズニー・カンパニーとの間で検討を始めている」とのコメントを発表した
こちらもそれぞれ詳しく紹介します。
アメリカのスプラッシュマウンテンはすでに閉鎖されてしまった
アメリカのスプラッシュマウンテンは2023年1月23日に閉鎖されました。そして2024年に『プリンセスと魔法のキス』をモチーフにした施設に改装すると発表されています。
もちろん閉鎖した原因は原作にある人種差別です。悲しいことですがアメリカは日本よりも更に差別に厳しいので、この判断は仕方がないことなんだと思います。
日本のディズニーリゾートラインで使われていた『ジッパ・ディー・ドゥー・ダー』が消された
リゾラに乗ると楽しいBGMが流れていますよね。その中には映画やスプラッシュマウンテンで登場する『ジッパ・ディー・ドゥー・ダー』も含まれていました。
しかし2022年8月19日からはこの『ジッパ・ディー・ドゥー・ダー』削除されてしまいました。
このBGMを聞くと「ディズニーに来た~!」って感じになってたんですが。。。
寂しいですね。
オリエンタルランドの広報が「ウォルト・ディズニー・カンパニーとの間で検討を始めている」とのコメントを発表した
そして極めつけがこれですね。
日本経済新聞の2020年6月26日付報道によると、映画内の黒人の描写に批判があり、米国内2つのテーマパークでは「スプラッシュ・マウンテン」について変更すると、6月25日に発表。オリエンタルランドの広報は日本経済新聞の取材に対して、東京ディズニーランドについては変更についての検討を始めた段階だと答えていた。
悲しい話ですが本家アメリカのスプラッシュマウンテンだけ変更されて日本のスプラッシュマウンテンが今後も維持され続けるとは考えづらいと思っています。
いつかはわかりませんが、もしかすると日本のクリッターカントリーからスプラッシュマウンテンが消えてしまう日が来るかもしれません。
【まとめ】多様性を認める時代だからこそスプラッシュマウンテンは消える可能性あり

映画『南部の唄』とスプラッシュマウンテンの今後についてはこんな感じですね。
もう一度まとめると、
- 映画『南部の唄』は公開当時からレイシストな表現が含まれているとして、問題視され続けていた
- 原作の問題=スプラッシュマウンテンの問題でもある
- アメリカのスプラッシュマウンテンは2023年に閉鎖され、日本のスプラッシュマウンテンについても変更についての検討が始まっている状況
- 多様性を認める時代において、すべてのゲストにより気持ちよく過ごしてもらうというのがディズニーの考え
時代の流れなので仕方がないと言えば仕方がないと思います。
でもディズニーと言えばスプラッシュマウンテンというくらい人気のアトラクションなのでできれば今後も末永く存続してほしいですね。
ただし、もしスプラッシュマウンテンが無くなってしまって別のアトラクションになったとしても、それもきっと最高のアトラクションになるはず。
どちらにせよディズニーリゾートは最高の場所なので、今後も夢と魔法を見せ続けてほしいですね。
Q&A
- 『南部の唄』はどのような映画ですか?
- 『南部の唄』は、1946年に公開されたディズニー映画で、アメリカ南部を舞台にした物語で、黒人のリーマスおじさんが白人のジョニーにおとぎ話『ブレア・ラビットの笑いの国』を語りながら進んでいくストーリー構成となっています。
- 映画『南部の唄』にはどのような問題があるのか?
- 黒人のリーマスおじさんが、アメリカ南部で使われる方言で話す表現や黒人をステレオタイプな描写で表現する場面など、レイシストな表現が含まれているとして、問題視され続けてきました。
- 『スプラッシュマウンテン』はどのようなアトラクションですか?
- 『スプラッシュマウンテン』は、アメリカや日本のディズニーパークで人気のあるアトラクションで、映画『南部の唄』の原作であるブレア・ラビットのお話をテーマにしています。
- スプラッシュマウンテンは今後存続しますか?
- アメリカのスプラッシュマウンテンは2023年に閉鎖され、『プリンセスと魔法のキス』をモチーフにした施設に改装されることが発表されています。日本のスプラッシュマウンテンについては変更についての検討が行われており、存続するかどうかはまだ不明です。